文献

 

 南北アメリカ・大洋州

 

海外の日本語教育の現状に関する情報は下記のところで公開されています。

 

1 国際交流基金による調査報告

1) 海外の日本語教育機関調査(世界の傾向など包括的な情報)
 https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/

2)日本語教育国・地域別情報(国別・地域別の情報)
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/index.html

3)日本語教育機関検索(条件を絞り込んでより詳細な検索ができます)
https://jpsurvey.net/jfsearch/do/index

2 国際協力機構による報告
国際協力・ODAとして実施された日本語教育について、現地からの報告などが閲覧できます。
https://www.jica.go.jp/activities/index.html

1. アメリカ 日本研究と日本語教育

・當作靖彦 (2009) 「日本研究と日本語教育の連携:Assimilation(同化)からExploration(探求)へ」
・南直子(2017)「IPR(太平洋問題調査会)とアメリカの日本研究」『総研大文化科学研究』13
・吉田(2009)「海外調査 アメリカにおける日本研究の動向調査」『静岡大学経済研究』14-3
・第二次世界大戦中および占領期の民族学・文化人類学研究グループ編 (2015)「民族研究講座」『国際常民文化研究叢書』 11 巻


2. アメリカ:外国語教育政策と日本語教育

・樋口忠彦他(2005)「諸外国の言語教育政策と日本の外国語教育への示唆」『語学教育部ジャーナル』近畿大学語学教育部
・飯野公一(1993)「米国高等教育にみる外国語政策:その目的と現状 」『世界の日本語教育 日本語教育論集』 第3号  国際交流基金日本語国際センター
・奥田邦男、奥田久子(2003)「アメリカ合衆国における外国語学習の新しい動向」『福山大学人間文化学部紀要』3
・片岡裕子、當作靖彦、古山弘子(2001)「アメリカ合衆国における言語政策と日本語教育」 『日本語教育事情報告編 世界の日本語教育』第6号 国際交流基金日本語国際センター
・清水りつ(1993)「アメリカ郊外の中学校における日本語教育:外国語選択の要素と授業場面」『日本語教育論集 世界の日本語教育』第3号 国際交流基金日本語国際センター
・高原光江(1995)「アメリカにおける日本語教育と日本における日本語教育の変遷」『産能大学紀要』16(1), 産業能率大学
・當作靖彦(2006)「アメリカにおける外国語教育学習基準 (特集 日本語教育のスタンダード)」『日本語学』25(13),明治書院
・ブリー ロナルド(1995)「アメリカにおける日本語教育-展望、論点、将来の課題-」 『日本語教育事情報告編 世界の日本語教育』第3号 国際交流基金日本語国際センター


3. カナダ

・府川昌子(1995)「カナダの外国語教育に関する政策と日本語」 『日本語教育事情報告編 世界の日本語教育』第3号 国際交流基金日本語国際センター

・長谷川瑞穂 (1999)「カナダの言語政策(1)二言語多文化主義への道」 『英語教育』Vol.48 No.8 大修館書店
・野呂博子(2002)「カナダ初等・中等教育における日本語・日本文化教育について」 『国別文化事情 カナダ』 国際交流基金
・野呂博子・矢澤理子(2004)「カナダ公教育における統一日本語カリキュラムの開発と実践 -アルバーダ州およびブリティッシュ・コロンビア州のケース」『日本語教育事情報告編 世界の日本語教育』第7号 国際交流基金日本語国際センター


4.ブラジル

・山東功(2005)「1950年代のブラジル日系社会と日本語」『阪大日本語研究』17 
・伊志嶺安博(2010)「ブラジルにおける日系人に対する日本語教育の変遷―学習経験者の調査結果」『国際協力研究誌』16(2) 広島大学大学院国際協力研究科  
・柴田あづさ(2007)「ブラジル日系青年にとっての継承日本語教育」『佐賀大学留学生センター紀要』6
・森本豊富(2003)「移民の言語と教育 : ブラジル日系移民・仲里眞榮ロドリーゴの個人史を通して (特集 移民の言語と教育)」『移民研究年報』(9) 東出版


5. メキシコ

・片山康夫(1998)「メキシコの日本語教育事情 : 日系社会の日本語教育事業」『長崎ウエスレヤン短期大学地域総合研究所研究所報』5 長崎ウエスレヤン短期大学  
・斎藤さくら・田中京子(2006)「日本初の国際学校で学んだ子どもたちは今―「日本メキシコ学院」の二文化教育の成果を探る」『名古屋大学留学生センター紀要』4
・山本明子(2016)「メキシコにおける日本語教育の現状」『外国語教育―理論と実践 』40号天理大学言語教育研究センター


6. パラグアイ

・中山寛子(2010)「パラグアイの日系人と日本語に関する一考察-「国語としての日本語教育」の意味するもの-」『大学院紀要』64 法政大学大学院
・ワタナベ・ミワ・タナカ・カタリナ(2011)「パラグアイの継承日本語教育に関する保護者、教師、学習者の意識--使用領域と教育目標を中心に」『日本言語文化研究会論集』 (7)
・『日本流で学ぼう パラグアイの私立学校』
https://www.py.emb-japan.go.jp/files/000347945.pdf


7. ペルー

・具志堅美智子(1995)「ペルーにおける日本語教育の現状と課題」『世界の日本語教育. 日本語教育事情報告編』2
・坪居寿美子(2010)『かなりあの唄 ペルー日本人移民激動の一世紀の物語』連合出版刊
・柳田利夫(1999)『ペルー日系人の20世紀100の人生100の肖像』芙蓉書房出版


8. コロニア語(ブラジル)

・山東功(2005)「ブラジル日系社会における混成日本語「コロニア語」の意味」『女子大文学. 國文篇 : 大阪女子大學紀要』56
・工藤真由美(2004)「ブラジル日系社会言語調査報告」『大阪大学大学院文学研究科紀要』44(2)
・野元菊雄(1969)「ブラジルの日本語」『言語生活 』(219)筑摩書房
・中東靖恵(2011)「ブラジル日系移民にとっての「コロニア語」」『日本語教育史論考第二輯』冬至書房


9. JICAの報告:中南米  

・独立行政法人 国際協力機構 「事業・プロジェクト案件一覧」
https://www.jica.go.jp/activities/index.html

・日本語教育国・地域別情報(国別・地域別の情報)
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/index.html


10. オーストラリア    

・White Karen、嘉数勝美(2001)「オーストラリアにおける言語政策とその展望―外国語教育政策と日本語教育」『世界の日本語教育 日本語教育事情報告編 』6 国際交流基金
・Lee Duck-Young(2010)「オーストラリアにおける多文化・多言語社会と日本語教育」『横浜国立大学留学生センター教育研究論集』17
・青木麻衣子(2006)「オーストラリアにおける最初の国家言語政策の必要性をめぐって―エスニック・コミュニティ、言語教育の専門家、連邦教育省の動向から」『Sauvage 北海道大学大学院国際広報メディア研究科院生論集 』2
・トムソン木下千尋(2010)「オーストラリアの日本語学習者像を探る」『オーストラリア研究紀要』36 追手門学院大学オーストラリア研究所
・嶋津拓(2010)「オーストラリアにおける「教育革命」とアジア語教育政策―日本語教育に焦点をあてて」『日本言語文化研究会論集』6 日本言語文化研究会


11. ミクロネシアに残る日本語

・ダニエル・ロング、今村圭介(2016)「パラオ国アンガウル島における日本語の使用」『日本語研究』36 首都大学東京・東京都立大学 日本語・日本語教育研究会
・ダニエル・ロング、新井正人(2012)『マリアナ諸島に残存する日本語-その中間言語的特徴』明治書院
・由井紀久子(2000)「ミクロネシアの日本語」(特集 日本語のウチとソト--この百年)『国文学解釈と鑑賞』65(7)


12.日本語の変種

・真田信治(2009)『越境した日本語』和泉書院
・ジョン・マーハ(2004)「日本におけるピジン・クレオール言語の歴史」『国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies』46
・「海を渡った日本語」(2013)『人間文化』Vol.20人間文化機構
・真田信治(2019)『アジア太平洋の日本語』ひつじ書房


13.JICAの報告:大洋州

・独立行政法人 国際協力機構 「事業・プロジェクト案件一覧」
https://www.jica.go.jp/activities/index.html

・日本語教育国・地域別情報(国別・地域別の情報)
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/index.html

©2014 Yoshimi OGAWA