文献
V 近代の欧・南北米ほかの人々
■■1 19世紀~20世紀初頭:ベルリン大学東洋語学校の日本人講師
【文献】
上村直己(1994)「ベルリン東洋語学校講師・辻高衡」『日独文化交流史研究』日本独学史学会 pp.29-53
小川誉子美(2010)『欧州における戦前の日本語講座―実態と背景―』風間書房
Brochlos, Astrid (2002) "Das Seminar für orientalische Sprachen an der Berliner Universität und die japanbezogene Lehre"Japan und Preußen(=Monographien aus dem Deutschen Institut für Japanstudien der Philipp-Franz-Siebold-Stiftung, Bd.32) Gerhard Krebs, Herausgeber
Hartmann, Rudolf(1997)Japanische Studenten an der Berliner Universität 1870-1914, Mori-Ôgai-Gedenkstätte der Humboldt-Universität zu Berlin
Hartmann, Rudolf(2003)Japanische Studenten an der Berliner Universität 1920-1945, Mori-Ôgai-Gedenkstätte der Humboldt-Universität zu Berlin
■■2 日本語教師の提案:巌谷小波
【文献】
巌谷小波(1903)『洋行土産』(上)(下)博文館
桑原三郎編(1977)『日本児童文学体系 第一巻 巌谷小波集』ほるぷ
■■3 ベルリン大学東洋語学校のランゲとハンブルク植民研究所のフローレンツ
【文献】
佐藤マサ子(1995)『カール・フローレンツの日本研究』春秋社
辻 朋季(2009)「カール・フローレンツの初期日本研究をめぐって」『Rhodus : Zeitschrift fürGermanistik』 (25),筑波ドイツ文学会
上村直己(1982)「カール・フローレンツの明治文学研究 : 付 K・フローレンツ文献目録」『熊本大学教養部紀要. 外国語・外国文学編』17
■■4 ドイツで作成された日本語教科書
【文献】
ヘルマン プラウト(2006)『日本語読本』森岡 健二 (訳), 大空社
志村哲也(2006)「ヘルマン・プラウト『日本語読本』」『上智大学ドイツ文学論集』43
■■5 19世紀:パリのロニーと福沢諭吉
【文献】
「西航手帳」文久2年(1862) 解読・解説 富田正文・長尾政憲
福沢諭吉(著)慶応義塾(編纂)(1962)『福沢諭吉全集』19集
大蔵親志(1999)「レオン・ド・ロニー研究--1862年遣欧使節の若き洋学者たちとの出会い」『別科論集』(1),大東文化大学別科日本語研修課程
■■6 イタリアの日本語教育・日本研究
【文献】
吉浦盛純(1968)『日伊文化史考-19世紀イタリアの日本研究-』 イタリア書房出版部ムッチョーリ M.(1957)「伊太利に於ける日本研究に就て」『ビブリア 天理図書館報』(8), 天理大学出版部
フォスコ・マライーニ(1994)「イタリアの日本研究」『日本研究』第10集,国際日本文化研究センター
■■7 20世紀初頭:ロシアの日本語教育
【文献】
桧山真一(1993)「東洋学院(ヴラヂヴォストーク)最初の日本人教師」『ロシア語ロシア文学研究』 25,日本ロシア文学会
A.ディボフスキー(2009)「極東ロシアにおける日本研究と日本語教育の行方-東洋学院(1899-1920)の日本学を中心に」『言語文化研究』35, 大阪大学大学院言語文化研究科
小川誉子美(2014)「新聞が報じた日本語教育-日露戦争前後の極東ロシア」『ことばと文字』2,日本のローマ字社
■■8 ポーランドの日本語教育・日本研究
【文献】
守屋長, 織田寅之助(1949)『野の国ポーランド : その歴史と文化』帝国書院
梅原季哉(2014)『ポーランドに殉じた禅僧 梅田良忠』平凡社
井上紘一(2010)「日本の新聞が報じたピウスツキ関係記事(1903-1939)(上)」『関西外語大学研究論集』第91号
小船井文司(1982)「戦間期における日本=東欧の文化交流-梅田良忠と今岡十一郎氏をめぐって-」『日本と東欧諸国の文化交流に関する基礎的研究』
コタンスキー・W.(1994)「ポ-ランドにおける日本認識及びその文化研究へのアプロ-チ(世界の日本研究--歴史と現状)」『日本研究』(10) 国際日本文化研究センター
■■9 オスマントルコの日本語教育
【文献】
三沢伸生・Akcadag Goknur(2007)「最初の日本人ムスリム:野田正太郎(1868-1904年)」『日本中東学会年報』23(1)日本中東学会
三沢伸生・Akcadag Goknur(2008)「オスマン朝における日本語教育の創始(1981年~92年):陸軍士官学校における野田正太郎の講義」『東洋大学社会学部紀要』46(1)東洋大学社会学部
鈴木孝(2008)「海難が縁となった国際交流(7)エルトゥールル号の遭難」『海難と審判』 (160),海難審判協会
松澤芙美子・関正昭(2012)「トルコの日本語教育史 : その始まりから現況まで」『東海大学紀要』2,東海大学国際教育センター
■■10 フィンランドのラムステッドの言語研究
【文献】
Halén,Harry (1998) Biliktu Bakshi・The Knowledgeable Teacher. G.J. Ramstedt’s Career as a Scholar, Memoires de la Société Finno- Ougriennne, 229 Suomalais-Ugrilainen Seura,Helsinki
桑木務(1951)「ラムステット博士のことども」『学鐙』48(5),丸善
小泉保 (1976) 「ラムステッド」 『月刊言語』 Vol.5 No.11 大修館書店 pp.96‐101
小川誉子美(2001)「フィンランドにおける日本語講座の黎明期(1938-45年)に関わった人々― G.J.ラムステッド,桑木務, M.ケラヴオリの功績を中心に ―」『日本語教育』 109号 日本語教育学会
小川誉子美(2001)「ラムステッドと日本語研究--1924年の論文から」『広島大学留学生センター紀要』(11), 広島大学留学生センター
■■11 オーストラリアの日本語教育
【文献】
嶋津拓(2004)『オーストラリアの日本語教育と日本の対オーストラリア日本語普及』2004、ひつじ書房
嶋津拓(2013)「戦前戦中期にオーストラリアで制作された日本語教科書 : とくに,その意図せざる「結果」について」『オーストラリア研究紀要』 (39),追手門学院大学オーストラリア研究所
■■12 三井高陽の文化事業
【文献】
近藤 正憲(1998)「三井高陽の対東欧文化事業 : ハンガリーのケースを中心に」『千葉大学社会文化科学研究』2,千葉大学
三井高陽(1940)「国際文化事業への提唱」『中央公論』3月号
三井高陽(1940)「日洪文化交換の現状」『新しき盟邦ハンガリー』日本文化中央連盟
■■13 第二次世界大戦下のアメリカ:口頭能力の養成
【文献】
阿曽村陽子(2006)「第二次世界大戦中のアメリカ陸軍における日系二世の扱い」『二松學舍大學論集』 49 二松學舍大學
内海孝(2009)「角田柳作と『日本語読本』の編纂―アメリカにおける日米摩擦のひとこま」『草思』2(9)草思社
切石博子(2010)「太平洋戦争と占領期の日系アメリカ人陸軍情報部語学兵の役割」『昭和のくらし研究』8昭和館
高見澤孟(2006)「教育史(7)- 米国国内における日本語教育」『學苑』 785 昭和女子大学
森本豊富(1995)「第二次世界大戦前における米国日系二世の日本留学事情」『駿河台大学論叢』11駿河台大学
■■14 第二次世界大戦下のアメリカ:読解力の養成
【文献】
村上 和賀子(2014)「アメリカ日系移民二世のための日本語教育―『米國日系人百年史』から」『人文研紀要』78 中央大学
切石博子(2010)「太平洋戦争と占領期の日系アメリカ人陸軍情報部語学兵の役割」『昭和のくらし研究』8昭和館
■■15 第二次大戦下のイギリスにおける日本語教育
【文献】
大庭定男(1988)『戦中ロンドン日本語学校』中央公論社
■■16 ハワイの日系人のための継承語教育
【文献】
沖田行司(1997)『ハワイ日系移民の日本語教育』ミネルヴァ書房
中川芙佐(2000)『土佐からハワイへー奥村多喜衛の軌跡』高知新聞企業
森本豊富(1995)「第二次世界大戦前における米国日系二世の日本留学事情」『駿河台大学論叢』11駿河台大学
JICA横浜 海外移住資料館デジタルアーカイブ(広島、沖縄、ボリビア、ペルー、ブラジル、ハワイ) http://www.jomm.jp/information/index.html
■■17 ブラジルの日系人のための継承語教育
【文献】
水野晴美(2011)「移住百年を経たブラジル日系社会の「日本語教育」観 : 日系日本語教師へのインタビュー調査から」『AJALT日本語研究誌』(5), 81-92,国際日本語普及協会
JICA横浜 海外移住資料館デジタルアーカイブ(広島、沖縄、ボリビア、ペルー、ブラジル、ハワイ) http://www.jomm.jp/information/index.html
©2014 Yoshimi OGAWA