図書館や資料館、博物館などでは、所蔵品のデジタル化が進められ、貴重文書や稀少本がウエブ上で閲覧できるようになりました。また、公文書のデジタル化、ウエブ上での公開も急速に進んでいます。「デジタルアーカイブ」では、ウエブ上に公開された資料(データベース、全文画像化図書、ウエブ展など)とともに、貴重データを所蔵する資料館等も紹介します。
・【データベース】日本語教育史研究会:研究情報>4. 「日本語教育史参考文献」データベース
https://nihongo2020.wixsite.com/nihongo/kenkyujoho
会員の中村重穂氏による研究資料のデータベースです。日本語教育史に関する著書、論文リストが定期的にアップデートされています。
・【データベース】アジア歴史資料センター
https://www.jacar.go.jp/
国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所が所蔵する、デジタル化された歴史資料(近現代における日本とアジア近隣諸国等との関係に関わる日本の歴史的な文書)のデータベースです。アジアのみでなく全世界と日本政府機関との間で交わされた公文書が閲覧できます。公文書をフォルダーごとダウンロードすることも可能です。
・【データベース】国立国会図書館デジタルコレクション
国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料が検索・閲覧できるサイトです。国会や行政に関する資料から児童書、博士論文、歴史的音源などのデータベースのほか、ウエブ展示会も多数開催されています。
・【データベース】国立国会図書館:帝国議会会議録検索システム
http://teikokugikai-i.ndl.go.jp/
帝国議会全会期(明治23年11月~昭和22年3月)の本会議・委員会の速記録がデジタル画像で閲覧できます。
・【電子展示会】国立国会図書館:ブラジル移民の100年
http://www.ndl.go.jp/brasil/index.html
国立国会図書館所蔵の移民関係資料を中心に、写真や文書・手紙等の原資料、当時の新聞記事などを紹介しています。(サイトより)
・【電子展示会】国立国会図書館:江戸時代の日蘭交流
http://www.ndl.go.jp/nichiran/index.html
国立国会図書館とオランダ王立図書館所蔵資料からなる展示会です。17世紀から始まる日蘭交流史とともに、来日外国人の功績から幕末オランダ留学生など6つのトピックについて、画像化資料をたどりながら、その変遷を概観することができます。国立国会図書館所蔵の蘭書を含む、古典籍資料および文書や日記などを掲載しています。
・【データベース】早稲田大学図書館:洋学(蘭学)コレクション
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/ga_yogaku
幕府が鎖国政策をとっていた江戸時代、長崎のオランダ通詞(通訳)たちや、杉田玄白ら医学者が切り開いた「蘭学」(洋学)は、日本の近代化の大きな礎となりました。本サイトでは、早稲田大学図書館に形成された日本有数の「蘭学」コレクションをカラー画像で閲覧することができます。
・【データベース】明治学院大学図書館デジタルアーカイブス
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/
幕末の横浜のヘボン塾を淵源とする本学は、横浜と東京築地居留地の私塾や学校を統合して成立しました。このため当時の洋学図書や、大学の学術研究で集めた貴重な図書を数多く所蔵します。これらの図書を各テーマに沿って公開していきます。(サイトより引用)
なかでも「先人の輝き」では、当時の日本語研究の集大成として知られる『和英語林集成』の各版をはじめ、数々の日本語学習書が閲覧できます。
・【原本画像公開】大英図書館所蔵、天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』
https://dglb01.ninjal.ac.jp/BL_amakusa/
16世紀に日本を訪れたキリスト教宣教師たちが日本語を学ぶために、多くの学習書が作成されました。このうち、熊本・天草で刊行されたものを「天草版」といいます。天草版『平家物語』『伊曽保物語』『金句集』は、現在、大英図書館所蔵本しか見つかっていない「天下の孤本」です。同館の提供を受け、2019年より国立国語研究所が無料公開をしています。
・【データベース】明治期教科書デジタルアーカイブ
http://www.nier.go.jp/library/textbooks/index.html
国立教育政策研究所教育図書館が所蔵する教科書のうち,明治検定制度以前の「明治初年教科書」と「明治検定教科書」の本文をPDF形式で閲覧できます。(サイトより引用)
・【データベース・ウエブ展示会】JICA移住資料ネットワークプロジェクト
JICAでは、日本国内および世界各国の日本人の海外移住をテーマにした博物館・資料館等と連携し、当館がそれらのハブ機能としての役割を持つプロジェクトをすすめています。このプロジェクトでは、当館の情報システムを活用し、写真・資料のデジタル・アーカイブおよびインターネット上の資料展示や横断的な資料検索等を実現することで相互の移住資料が有効活用されるネットワークをめざしています。(サイトより引用)
©2014 Yoshimi OGAWA